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言語化する難しさ

先日、僕がナレーションを学んだ学校であるスクールバーズにて
一回きりではありますがレッスンの講師をしてきました。
内容は「スポーツナレーション」

先生をやるにあたって一番悩んだのは「受講者は何を知りたいのか」ということ。
安くないお金を払って学びに来てくれているわけだからそれに見合う、受講者が抱える問題の答えやヒントを与えなくてはいけないと思ったのです。
僕が主軸にしたのは「効果的な演出の仕方」でした。
レッスンではもちろん原稿を読んでもらうのですが、その際に
①それぞれの強みを活かすにはどうしたら良いか
②VTRと原稿をどう分析すべきか
ということをそれぞれの方に合わせてお伝えしました。

自分ではそれなりに筋が通ったことを言ったつもりではあるのですが…
なにせこのナレーションというやつは、学力テストとは違い、受講者が実際にどう受け取ってくれたのか判断ができない!
メモをとったり、なるほどなるほどと頷いてくれたりはするけども…ど、どうなんだろう!?
となりました。
2時間で伝えられることはあまりに少ないです、受講者1人に割ける時間は単純計算8分くらいでしょうか。

と、思っていたところに…レッスン後質問や感想を話してくれる方々もいまして。
その質問や感想を受けてようやく「ああ、こういう風に悩んでいたんだ。受け取ってくれたんだ」と腑に落ちました。
こちらからインプットしたものを受講者がアウトプットしたものを見て、もう一度何か返す。
という作業が必要不可欠だと感じました。

自分が感覚的にやる面もあるナレーションというものをどう生徒に伝えればいいのか。
自分が悩んでいる事や分かった事をどう講師に伝えればいいのか。
どちらも言葉にするのは難しいことですが、そういうやりとりを何度かすることでしっかりと身につくのかなと思いました。
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堀場亮佑

Author:堀場亮佑
バラエティ系にめっぽう強いフリーナレーター。堀場亮佑です。
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